ここでは、大阪府農空間保全地域協議会についてご紹介いたします。
大阪府農空間保全地域協議会とは
「大阪府農空間保全地域協議会」の概要
1 設立の趣旨
大阪府では、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成等、農業・農村の多面的機能の維持・発揮を図るため、多面的機能支払制度の活用により、各地域において、農用地、水路、農道等を適切に保全管理するための共同活動が実施されているところである。
しかしながら、近年の農村地域の過疎化、高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつある。
そのため、農業・農村の有する多面的機能が今後とも適切に維持・発揮されるようにするとともに、多面的機能支払交付金制度を効果的に活用し、地域ごとの多様な特性を踏まえた地方公共団体及び対象組織における円滑な取組みを推進するため、これらの取組みを支援する府域の推進組織を設立するものとする。
2 組織の概要
(1)名 称 大阪府農空間保全地域協議会(会長: )
(2)設 立 平成29年4月13日
(3)事務局 (大阪府土地改良事業団体連合会)
(4)構成員 大阪府、府内市町村、大阪府土地改良事業団体連合会、他
3 役 割
多面的機能支払制度における未取組地域を対象とした「新たな取組の拡大」や、現在の取組組織の「継続性の確保」を推進するため、以下の事業を実施する。
(1)大阪府多面的機能支払の実施に関する基本方針の策定に係るとりまとめ
(2)活動組織等への指導・助言
(3)活動事例等の収集、整理
(4)各種研修会等の開催
(5)その他多面的機能発揮の推進に必要な事項